初心者でも簡単にできるお箏の調子方法

琴の絃は、座って上から一、二、三、四、五、六、七、八、九、十、斗(と)、為(い)、巾(きん)と呼び、それぞれ調子によって音階が決まってます。

一の絃の音を基本に調子を合わせていきます。 三味線や尺八などと一緒に演奏するときは、琴の一絃の音を参考にして三味線や尺八の音合わせをしていきます。

琴には、山田流、生田流という流派があって、私は生田流でした。それぞれ違いはありますが、楽しく弾いてもらえたらいいなと思います。

最近は、ポップミュージックなどの演奏も琴でされることもあり、ポップミュージックなどを演奏するときは調弦の仕方が変わってきます。弾きたい曲の音の高さを見て、一番高い音、一番低い音がどのくらい差があるかみて音の合わせていきます。十三の絃で表現できる音高さの幅が限られるので、曲の音の高低差のあまりないものを選ぶと琴1本でも弾けると思います。

琴が2本、3本とあると伴奏、独奏とそれぞれ弾き合わせることでより曲が豊かになるので何人かで楽しく弾けると思います。

音名、階名、音階

琴を習い始めて琴の理論なども学習していったんですけど、ギターを弾き始めたときに音名、音階などちょっと分かりづらいこともあって理解しづらかったのでここで簡単にかいておこうと思います。

音名

良く聞くドレミは、イタリア語の音名で、イギリス・アメリカでは、A、B、C、D、E、F、G。ドイツでは、A、H、C、D、E、F、G。日本語では、ハ、ニ、ホ、へ、ト、イ、ロと呼びます。

#、♭も嬰(えい)、変(へん)、is、esもしくはs(H♭はB)となります。

イタリア
フランス
ド♯
レ♭
レ♯
ミ♭
ファファ♯
ソ♭
ソ♯
ラ♭
ラ♯
シ♭
イギリス
アメリカ
CC♯
D♭
DD♯
E♭
EFF♯
G♭
GG♯
A♭
AA♯
B♭
B
日本ハ嬰
二変
二嬰
ホ変
へ嬰
ト変
ト嬰
イ変
イ嬰
ロ変
ドイツCCis
Des
DDis
Es
EFFis
Ges
GGis
As
AAis
B
H
邦楽神仙上無壱越断金平調勝絶下無双調鳬鐘黄鐘鸞鏡盤渉

階名

基準となる音(主音)からの高さななります。音名は音の名前で階名は順番の名前です。ややこしい。

音階

音の階段のことで、音の高さを順番にならべるとオクターブで一巡して、次のオクターブは、前のオクターブの反復になります。

琴の調子の種類

琴の調弦の仕方は、

  • 一と五が同じ音
  • 七が二より1オクターブ高い音
  • 八が三より1オクターブ高い音
  • 九が四より1オクターブ高い音
  • 斗が六より1オクターブ高い音
  • 為が七より1オクターブ高い音
  • 巾が八より1オクターブ高い音

それぞれの調子は、各絃間の音程が決まっていますが、曲によって変形してつかわれることもあります。このほかにも、中空調子、夏山調子などの調弦法があります。

平調子

平調子は、一絃をDにとった音階で、琴の演奏の基本の調子となります。その基本から四絃を半音上げるなどして調子をかえたりします。

ややこしいですが、Dだからレじゃないの!?って思われると思いますが、一絃をDでとったミから始まる音階となります。

雲井調子

平調子から、四・九を一音上げ、三・八を半音下げる。

乃木調子

平調子から、四・六・九・斗をそれぞれ半音上げる。

楽調子

平調子から、四・九を一音上げ、六・斗を半音上げる。

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