キャンプで癒される
HSPの性質を持っている私は、人の目が気になり家から出るのが怖くなったり、乗り物に乗れなかったり、暗い所に行けなかったり、人と会話するだけに滴り落ちるほどの汗をかいたりドキドキバクバクしてどっと疲れてしまうということがあります。
楽しく生きていくためにも無理なく、密をさけ外出するにはどうしたらいいんだろうと考えました。
日頃の買い物などは車で行って帰ってくることはできますが、ショッピングモールなど人が大勢でワイワイするような空間は苦手で、目がまわりそうになります。
キャンプに出掛けることが無理なく外出できそうだったので、夫婦でキャンプに行くことにしました。
準備に気負いすぎない
キャンプに行く時に何が必要なんだろう!?
テントに、
寝袋に、
後、ご飯作る道具!?
イス!?
テーブル!?
考えると一杯ありすぎて、一から用意するお金もないしな~。
調べるとワクワクする道具など沢山出てきます。それに服装もどうしたらいいんだろう。
あまり考えすぎると行く前から疲れ、道具揃えるだけで終わりそうなので、
とりあえずキャンプ場に行ってみることにする。
家族でコテージで泊まる。くらいはしたことあるのですが、テントも一応ありました(約10年前購入)。
広げてみると、臭い。
購入してから、数回使ったもののその存在すら忘れていたテント。
4~5人用で、大きいしポールも重い。テントを組み立てるだけでも汗だく(;’∀’)
これだけで生気が失われる気がする。私には、難易度が高いので、テントは持って行かず、最悪車中泊にしよう。
泊まりなしのデイキャンプから始めてみる
家にあるテントが余りにも臭かったので、日帰りで気楽にデイキャンプです。
必要なものは、
- 焚火台(購入)
- 薪(購入)
- 料理道具(家にあったフライパン・鍋、アウトドア用に揃えたい・・・)
- イス(以前購入してたもの)
- テーブル(以前購入してた折り畳みテーブル)
- 愛犬(必須)
後は、具材などは現地近くで調達。
とりあえず行ってみよう!!
直火について注意が必要です
焚火を楽しむには、
直火で焚火。
焚火台で焚火。
結局焚火にはかわりないんですが、地面に直接火を点けるか、焚火台を利用するかの違いなんですけどキャンプ場マナーがあります。
直火とは、地面に木などを直接組んで火を起こすことで、キャンプ場でも
直火禁止
となっているところが多いです。
芝生などあるところでは、芝生が傷んだりしますので、キャンプ場の注意書きはチェックが必要です。
火事などの心配もありますよね。
実際に石を置いて直接火を起こすことをしてみたいのですが、調べてみると直火OKのキャンプ場は少ないですね。
なので、焚火台が必要になってきます。燃えた炭を受け止める受け皿みたいのがあって、地面を傷めなくてすみます。
焚火が終わると灰捨て場に捨てます。放置して帰ったりはNGです。
焚火台を用意する
純粋に火を起こすことがしてみたかったので、焚火台を購入しました。
バーベキュー用のものはあったんですけど、直火に近い感じでしてみたかったので、
ピラミッド型が大小出ていて、主流のような気がしますが、展示品限りで少し安かったこちらのテーブル型焚火台を購入しました。
このテーブルの上にダッチオーブンを置いて料理することもできるそうです。工夫すると色々な使い方ができるそうです。
いつか、買って使ってみたいピラミッド型です。このタイプは、ホームセンターなどで見かけることも多いのではないでしょうか!?
薪
薪はホームセンターで束で6㎏で約700円、LOGOS段ボールで売られている3㎏で約1,300円でした。
また、キャンプ場によっては、薪を売っているところもありました。
焚火の奥深いところは、火が点きやすい木と火が点きにくい木があり、長い時間かけて燃えるものや早く燃え尽きてしまうが木があるところです。
また、木の組み方によって燃え方も変わってくるそうな、奥深いですよね。
前置き長かったですが、
LOGOSの段ボールに入っていた薪が火が点くきやすく、燃え尽きるのも早く、どんどこ・どんどこ木を放り込みました。お高いのにもったいないです。
ホームセンターで購入した薪は、重く大きく、鉈でもびくともせず細くできなかったです。斧がないと割れないようです。火がなかなか燃え移らなかったですが、ひとたび火が点くと長い時間楽しむことができました。
一般的に、針葉樹(ヒノキやマツ、スギなど)が火が点きやすいけど火持ちが悪く、広葉樹(ナラやクヌギ、サクラなど)が火が点きにくいけど火持ちが良いとされています。
木を使い分けるといいみたい。
まだ挑戦してないですが、スギは割れやすいので、スギを探してみるのもいいのかも。
後、スギやマツの枯葉も集めて見るのもいいですね。
火を起こす
バーベキューの時は、着火剤なるものを用意して、バーナーで火を点けると火は点きますが、
今回は、着火剤を使わずにキャンプ場に落ちている枯葉や木の枝などを集めて火を起こしてから、薪に火を点けてみました。
フャイヤ―スタータ―というものを使って火を点けてみます。
これが中々火が点かないんです。
ライターやチャッカマンでいいじゃん!!
そうなんですけど、
災害にあった時、サバイバルが必要な時(はないと思いますが)に火を起こす方法を知っていた方が良いかなと思ってチャレンジします。
マグネシウムなどでできた金属棒を削って粉末になると火が点きやすく燃えやすくなるという代物。
ファイヤ―スタータ―は、セリア(100均)にも売っていて、火吹き棒も売ってました。ピンポイントで酸素を送るにはあると良かったです。
100均にも売っている麻紐(園芸用品売り場等にあります)をほぐして、ファイヤースタータ―を削ると火が点きます。
麻紐をほぐしたものが、今のところ一番火が点きやすかったです。もっとうまくなったら、割いた木で火が点くようになるのかな!?
そこから、どう大きい薪に火を燃え移らせるかが大変です。
何度も失敗したんですが、先に細い枝に火を点けるようにします。見ていてわかったんですが、火って大きい薪にすぐ火が点くなんてことはないです。(知識なくてすみません)
乾いた落ち葉や乾いた枝を用意します。これ本当に大事です。(知っている方はスルーしてください)
ここ、苦労しました。
落ち葉を入れるも消え、(湿っていたのか!?)
細い枝を入れるも消え、(こちらも湿っていたのか!?)
泣きそうになりながら最後は、持ってきていた割り箸を燃やしました。(燃えて出てくる物質が気になったり、もったいないから、極力使いたくないです)
これでやっと火が大きくなり、薪へと燃え移ってくれました。
麻紐→細い棒沢山(直径1㎝より小さい)→1㎝程の棒沢山→薪
この順番は必要です。
左から右に木の太さで置いてみました。わかりますでしょうか!?
細い木を沢山用意します。あっという間に燃え尽き火が消えてしまうので、沢山の細い木を使って火を大きくしていきます。
ライターやチャッカマンだったら、今頃肉食べてたな (T_T)
焚火でASMR
苦労して起こした火で肉を焼いたり、
焚火のパチパチという音と火をじーっと見ていると癒されます。
初めて知ることがとても楽しく刺激になりました。
前の日よりできるようになったことが増えたこと、
外に出れたこと。
人の目を気にしなかったこと。
少しの自信が大きな自信となって、人と話すことが苦ではなくなり、乗り物が乗れるようになったりするといいなと思います。
HSPの方や不安障害をかかえている方、無理しない範囲でキャンプを楽しんでみると、新しい発見ができて気持ちが前向きになって明日という日が楽しみになるといいなと思います。
焚火は癒し。
火の取り扱いに注意して、火傷やケガのないように楽しみましょう(#^^#)