凪のお暇 ~第8話~

やっと通じた!?

それぞれの人のストーリー

人それぞれ生きてきた環境は違って、どう育ってきた、今どういう環境に置かれているかによって形成されていく性格は違いますよね。凪も慎二も家の中では良い子でいようと求められる子供像になり続けていて、そこから変わることができるのだろうか。

破天荒に生きる兄に振り回されるように生きている慎二、只好きなことをしているだけでお金借りて迷惑かけたとかでもない兄に、世間体を気にする母親の気持ちを受けて変わりに怒るけど、息つまり倒れることから早く抜け出してほしいと思ってしまう。

毒親なのか!?

一時期よく毒親っていう言葉を耳にしましたが、子供の感情や行動を操作するっていうのも毒親なんですかね!?世間体を気にしてクルクルくせ毛をみっともないというお母さん。見ていて悲しい、人に笑われたり何か言われるのが嫌で、良い恰好をして、いい学校に行って、良い男性と結婚することが祖の子の幸せと信じて疑わず、それは自分がいまいる場所から逃げるための道具みたいなものになっているのか。

客観的に見るともっと自由にさせてあげればいいのにって思うけど、自分は自分の気持ちを子供に押し付けてないかって言われるとそうじゃない気がします。子供はちゃんと親がどうしてほしいかわかってますね。

「家の修繕費のお金出して欲しいな~、ちょっとでもいいから~っ」て言わず、罪悪感を感じさせるように「人に頭下げてお金借りるわ」いう凪の母・夕もこう言ったら、凪は絶対お金出すってわかってますよね!?

お母さん、嫌だなって感じる片平なぎささんの演技もすごいです。

子育てするうえで食べ物を残した子供にかける言葉として、「残した食べ物を一生懸命に作ってる人に申し訳ないよ、残された野菜がかわいそうだよ。」って言うとよい。って聞いたことがあるんですけど、私もそう言った事ありましたし、良いんだと思ってたけど、ドラマを見ていたら、子供の思考、行動を操作する暗示の言葉に思えてしまった。

それで嫌いなトウモロコシを食べて「おいしい」っていうより、「トウモロコシ嫌い」ってお母さんに言えて、「ちょっと食べれたよ、こうやったら食べれるよ」って言える親子関係の方がいいんですね。

色んな思っていることを話し合える親子関係になる日はあるのかな!?

ボロいアパートでみんなで団らん

娘がこのアパートに住むとなると現実的には心配ですけど、餃子作ろうとか言って集まったりできるのは、ちょっとうらやましいですね。見栄なく気にせず人を招待できるってうらやましい、汚くないかな!?犬臭くないかな!?楽しくないかな!?って思ってしまう私は、やっぱりいい顔しいの見栄ハリなのか!?

言いたいことをいってくれて、慰めてもらったり、怒ってもらったり心配してくれたりそんな関係っていいですね。

結婚しちゃうの!?

「そんな恰好で何してるの!?」って凪のお母さんに言われているのを聞いて、横から話に入ってきた慎二。とっさに婚約者って言っちゃうのは、優しさなのか。慎二のこの発言は良い方向に行くのか、悪い方に行くのか楽しみですね。

自分の気持ちを上手く人に伝えられない私は、いつももごもごはっきりせず空回りしていることが多いけど、 親として子供として考えさせられるます。言葉の使い方って難しい。

まとってきた鎧を少しずつ脱ぎながら生活している私には考えさせられる回でありました。ゴンさんも坂本さんもみんな幸せになってほしいのにな~。

最新情報をチェックしよう!

エンタメ(ドラマ)の最新記事8件