初心者の楽しむためのお箏入門

箏とは

邦楽の弦楽器の1つで、桐の板を張り合わせた中が空洞になっている胴の上に絃を貼ったものを琴といいます。13絃 、17絃からなる琴があります。17絃からなる方は、13絃より大きく低音を出すことができます。

絃の音を響かせるために中が空洞になってますが、仕上がり具合で音も変わってくるそうです。

裏板の取り付け方で呼び名が違い、並甲(なみこう)と刳甲(くりこう)があります。並甲は裏板と表甲をくっつけたときの境目が見えますが、刳甲は、境目が見えないように合わせられてます。職人さんの技です。見づらいですけど境目がないのがわかりますでしょうか?

畳や床に置いて弾く場合と椅子に座って弾く場合があります。家で弾く場合は、腰痛などのこともあり椅子に座って弾いてます。

通常は、絃が伸びきったりしないためにも、柱を外し、壁に立てかけて置いてます。

桐で作られている琴。木目がわかるでしょうか?この木目で琴の値段も変わってきます、縦に入ってる木目より横に沢山木目が入っている方が値段が高くなるそうです。高いものでは何百万もする高価な琴もあります。(私の琴は、そんな高くないですけど、母が買ってくれたもので大事に保管をし使っていこうと思うようになりました)

昔は会津の桐が有名だったそうですが、後継者不足や材料不足などにより外国産のものが多くなり、安く手ごろな値段で買えるものもあります。

琴や三味線の販売を手掛けているお店に琴の展示会があって見る機会があって見させてもらったんですが、木は乾燥に弱いので湿度管理をしっかりされてました。また桐の木の生産についても教えていただきました。

一本の桐の木の中でも固く締まった部分を使える部分は、北向きであるとか、日照時間や気温、降雪量などによって限られるそうです。一本の木のわずかな部分で一面をとれるか取れないかだそうです。

樹齢年数が長ければ長い程、重くいい桐で音の深みがある琴が作れますが、その樹齢年数の長い木を守り育てていける後継者がいないそうです。60年80年と守り育てていくことは自然災害なども考えても大変ですよね。そう思ったら現在持っている私の琴も育ててくれていた人がいたんじゃないかと思うと大事にしようと思えるようになりました。

右手の親指・人差し指・中指に爪をつけます。爪の形は2種類あって、流派によって形が違い四角いもの(生田流)、四角くなく先が尖ったもの(山田流)があります。  

爪の材質は、象牙のもの、プラスチックのものなどあります。また薄い厚いと厚さの種類も選べるようになってます。薄いものは繊細な音がだせ、厚いものは音量がでやすいです。爪の皮(輪の部分)に挟んで固定して使います。爪の輪は、少し小さいものを選んでつけます(つけているうちに指になじんでゆるくなってくるので)

昔は、指をなめて爪をつけていたんですが、衛生面などで水にぬらしてつけても良いそうです。弾いてるうちに抜けやすくなったりする場合は、輪の部分をかえたり、卵白を輪の内側に塗っておくと指をぬらしてつけたときにがっちりはまって抜けづらくなります。

絃を爪で押すように、はじくようにすることで音がなりますが、その絃も丈夫な化学繊維であるテトロン糸が主流になってるそうです。絃を強く張っても切れづらく耐久性があります、絃には、太さも種類があり、太いと力強い音がだせます。

絃は自分でも張れるそうですが引っ張りが難しいので私は楽器屋さんで頼みました。

柱(じ)

絃を支えて音の高さを決める役割を果たすものを柱(じ)といって、13弦の琴の場合、音を低くするときに使う小さい柱と通常の大きさの柱と巾用(一番手前の絃)の柱があります。

駒の材質も象牙、プラスチックなどあります。現在プラスチック製が一般的になっているようです。

調律

自分で調律します。壱弦をDに合わせそこから、二弦、三弦・・・とあわせていきます。基本的に壱弦と五弦と十弦は、同じ音階で高さがかわります。二弦と七弦と十二弦、三弦と八弦と十三弦、四弦と九弦、六弦と十一弦も同様に和音として合わせていきます。

昔は音がとれていたんですけど、納得いく音ではなかったのでKORGのチューナーを買いました。

琴の表面に傷が入っていたりするので音がなんだか納得いかなかったですけど、昔先生に習っていたころの音にちょっと近づけたのではないかとおもいます。

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