凪のお暇~第9話から最終話~

終わってしまった

もう会えないですね。

色んな事を考えさせられるドラマでした、それぞれが成長していって良かったんだと思います。現実はもっと苦しく長かったりしますが。

人目を気にせず生きていくって中々できないです。良いお母さんぶったり、良い子供ぶったりしてた自分が恥ずかしいですね。

ドラマの凪は、まっすぐ進んでいく真の強さみたいのがあってうらやましいです。メンヘラ製造機だったゴンさんがメンヘラになっちゃったのは、ちょっとホッとしましたね。立場変われば人の関係も変わってしまって、ゴンさんの人間らしさが見えたような気がしました。

凪の母・夕を見ていて、母と娘の難しい関係がどこにでもどの家庭でもあるのかと感じました。母と娘というのは”同性だからわかるでしょ”っと暗黙の了解的に自分を慕う気持ちを分かってくれるというのがあって、私自身子供時代息苦しく感じたこともあります。

もう母の望む人間像ではないけれど、望む人間になっていない自分への怒りや自分を分かってくれないなんて思うきもちをグルグル回り続け、私の娘に対しても同じようなことを無意識にしてしまったんじゃないかと思います。

かといって私も”理想の母親”を求めていたのかもしれないし、お互いに理想だけ押し付けあっていて本当の素の個人を見ていなかったんだなと今ならわかる。子供にもこんな思いをさせたのかと思うともっと自由に育つべきだったのだろうと後悔しかない。

今となれば、感謝の気持ちがあり、ありがたいと思うことも素直に思えるようになったのも今ある家族のおかげなんだと思う。

凪も慎二も誰かが辛い思いをしてほしくないということから、ウソをついたり、取り繕ったりしてたけど、それは優しさじゃないのかも。

ということを考えさせてトキめきをもらい、キュンキュンさせてもらったドラマが終わってしまい、悲しいです。

最新情報をチェックしよう!

エンタメ(ドラマ)の最新記事8件