全摘後から8年、予想もしていなかった事が・・・
卵巣を残しての子宮全摘をし、痛みが完全になくなると言うわけではない、その理由は癒着にあり。
高校生から悩んでいた生理痛にこれで終わりにすると決めて臨んだ子宮全摘。
これで私も傷みから解放され、元気に働ける。
と思ってましたが、体力や体の弱さは変わることはありませんでした。
徐々に疲れがたまり、踏ん張りかきかなくなり動けなくなる日も。
「あ~こんなはずじゃなかったのにな~」
腹腔鏡手術は、傷跡が少なく体力の回復も早いですが、結局のところ傷口が治るということは、少なからず癒着するということに気づいてなかった私は、大腸内視鏡検査で過呼吸になるほどの痛みを経験しました。
段々手足の指先がしびれてきて、かたまり痙攣をおこし体全体が固まってきました。
過呼吸になるってこんなに辛いの?
もともと痛みに弱くなっていて、ワクチンなどの注射の針も痛く感じてました。
大腸の中を広げられるたびに癒着面が伸ばされ、激痛でした。
泣きました。大泣きです。。。。
いい歳して、ギャンギャン泣きもう検査どころではない心境。
S字結腸の部分が一番痛かったです。
そもそもなぜ大腸内視鏡検査を受けたかというと、
腸管型ベーチェット病かどうかの診断のためです。
結果的には、腸管型ベーチェット病ではなかったのですが。
ベーチェット病は、膠原病の一種で、私が疑われたのは膣の下の潰瘍ができたからです。痛くてなんだろうと思って、婦人科にいき見てもらいました。
潰瘍があることにそこで気づき、性器ヘルペスの検査をしました。
結果は陰性で、先生曰く、1年に1人の割合で原因不明の潰瘍ができる患者さんがいるとのことでした。
口内炎がよくできるので、ベーチェット病の疑いで、眼科と内科を受診することに。
膠原病診断するには、数多くの検査を受けなくてはならず高額の検査費用がかかるものの診断結果が確定されるには、まだまだ時間がかかりそう。
一体自分が何の病気に罹っているのか知りたかったのですが、今の家計では検査費用に回すお金もなく一旦様子を見ることにしました。
人間は何となくでも生きていかなければならないか。途方に暮れるアラフィフの私。これが老いるということなのか。
体が弱いと小さい頃から言われ続け、その原因が何なのか、他の人とは何が違うのか、ただ私のあまさなのか、少しでもその疑問の答えがわかるといいなと思いましたが、まだまだわからなさそうです。
いつか納得できる答えがわかる時がくるといいのだけど。
こんな私でもいいんだ
そう思いたい。