暑さに弱く、汗かきの私はとにかく夏が苦手です。夏空の下に立っているだけでダラダラ異常なくらいに汗をかきます。恥ずかしいくらいに・・・。
これは年々ひどくなっているような気はするんですが、子宮を摘出したことに関係あるのか、ただの運動不足で自律神経がおかしくなっているのか、今汗は最大の悩みです。
卵巣を残して子宮を摘出してるので、女性ホルモンは分泌されているんですが、年齢的なものも考えて更年期なのかなと思ったりします。
摘出した後の体の変化や良かったことなどこんな感じです。
体の変化
温度調節が上手くいかない
とにかく暑いです。冬でもちょっと動くと暑い。冷えるときもありますが、夏よりは動けます。
テキパキと。
汗が冷えて寒いというのもありますが、寒くなって暑くなってを繰り返し丁度いいところがわからないです。
すぐにのぼせて顔が赤くなり、頭から滝のような汗がダラダラおちてきます。背中も暑い。これがいわゆるホットフラッシュなのか!?
動悸・息切れ・のどが渇く
糖尿病ではないですが、喉が渇き声がかすれることもあります。どっどっどっと心臓がバクバクしたり、息がしにくくて気管がぎゅうーっと押さえられたような痛みがあります。寝ているときは、この痛みで目が覚め、呼吸ができなくなって苦しく不安になりますね。
喉のあたりがいつもべったりしていて不快です。
体がだるい
朝がすっきり起きられない、体のどこかが痛い。肩や首、頭、股関節、膝、腰。湿布を貼って様子をみてます。数年前よりも動きが鈍く、スピーディーにこなせない。
洗濯、料理などしながら動けたのが一つのことが終わるのに時間がかかり、終わりもしないしただただ時間がかかる。
脂肪が厚くなった
お腹まわり・お尻・太ももが特にぷよぷよの脂肪が蓄積。
心の変化
何をするにもおっくう
すぐに動けない。買い物、掃除全部面倒!! 子供の予定覚えられない!!
不安になる・憂鬱になる
元気になるために子宮を摘出したはずが、思うようになってないことへの不安。5年後、10年後の自分が想像できず不安。こんなはずじゃないのに~と毎日思っている。
陰険になった!?
これは、家族にたいしてなんですが、イライラというべきか、小言が多い気がします。あ~私ってなんて嫌な人間なんだろう。
良かったこと
生理痛が減った
毎日のように腸が突っ張ったような痛みが減った、時々排卵期か生理にあたる日がなんとなく痛いことはありますが、かなり減り快適に過ごせる。
生理の煩わしさがなくなった
生理用品がいらず交換も必要ない、が今後は尿漏れの心配が出てきそう。
温泉が気軽に入れる
周期を考えて利用していたのが、”今日行こうっ”、という気楽さで入りにいける。プールも気にせず利用できるけど泳げないので遠のいてます。
体毛が薄くなった
ムダ毛処理があまり気にならなくなるくらいの薄さ。髪の毛も薄くなったのが残念だけど。
顔のムダ毛も少なくなってきたけど、しみが増えてきた。どんどんお父さんに似てきてる、100m離れていてもそっくりですぐわかると言われていたのに、なんだかな~。
汗で気をつけていること
クール素材の服を着る
ひんやりする素材のものを着用。保冷剤なども利用してとにかく冷やす。冷却スプレーもする。
すーっとするのもしばらくの間、じわじわと汗がやってくる。
こまめに拭く
気持ちの良いさらっとした汗ではなく、じっとりとした汗なので拭いて臭いをふせいでます。かいた汗をそのまま放置していることが臭いの元となって良くないそう。
着替えれたら着替えるが、着替えても着替えても追いつかないです。冷凍庫の中にいたい。
汗腺をきたえる
汗腺の数は、生後3年ぐらいにまでに決まるそうです、よく汗をかいていれば数が多く、低温地域で汗をそんなにかかない場合は汗腺の数はすくないそうです。汗腺の数が多いとたくさん汗をかいて体温機能の調節を上手くしているので暑さに強いそう。少ないと少ない数の汗腺での調節になるので局所的に汗がでる。そして暑さに弱い。
私が産まれた年は雪も多く今みたいに雪が積もらないなんて年はなかったみたいです、なので汗はそんなにかいてないと思います。記憶にないですが、どちらかといえば、冬のほうが好きですし。
半身浴をじっくりして普段機能不足の汗腺から汗が出るようにきたえるといいのだそう。なかなかゆっくり浸かっていられない。ので鍛えられてないです。
汗をとめる!?
汗をかくと脇汗や背中がぬれてないか、人混みの中にいると気になって余計に出ることもあります。そんな時は、つぼをおしたりしてみると良いときもあるかもしれないです。
よく耳にされるかもしれないですが舞妓さんは夏でもそんなに汗かいてないですよね、それは半側発汗を使った圧迫法で脇の下あたりを紐でしばる、圧迫すると顔や脇汗が抑えられるそうです。他にも親指の付け根、ひじの内側にあるツボを押すと汗が止まる効果があるんじゃないかといわれてます。
後は、首や脇など大きな血管が流れているところを冷却剤で冷やすと体温を下げることができ、汗をおさえられます。
ホルモン分泌の異常
更年期のホルモンバランスの乱れからくる発汗と他にも甲状腺ホルモンが過剰に分泌されると、大量の汗をかいてしまう「甲状腺機能亢進症」というのもあります。
自律神経の乱れからも汗がでるときがあったり、病気が複数あったりして発汗がひどくなることもあります。規則正しい生活と睡眠、ストレスをためこまないなどの工夫も必要です。
まとめ
女性の大体の人が大なり小なり抱えている症状だと思うのですが、人によって度合いは様々です。私は、なるべく自分でできそうなことをどんどん取り入れて、この体調の変化とうまく付き合って更年期を抜けたいです。
かかなくてはならない汗、でもかきたくない汗、何とかしたい汗、止まってほしい汗。
さらば汗といつか言いたい。