焚火にはまり、2次燃焼ストーブの存在を知る
焚火、火を起こすことが楽しくなり、可能なら家の庭でご近所さんの迷惑にならないような、臭いも煙も少ない小さい焚火台がないものか探していました。
小さいストーブで大きくて煙の少ないクリーンな炎を楽しめる2次燃焼ストーブがあることを知りました。
2次燃焼ストーブとは
一般的に、物が燃えるには、燃えるもの(薪)、酸素、熱が必要となり、火が点くには薪の温度を燃焼する温度に上げる熱が必要で、火が燃え続けるための酸素の供給とのバランスが必要となる。
薪が高温に熱されると可燃ガスが発生し、この可燃ガスが燃えると赤くひかる大きな炎になり、燃え切らない可燃ガスが煙となります。2次燃焼ストーブは、煙となった可燃ガスに高温の空気を吹き付けて再燃焼させる構造となっていて、煙が少なく効率よく高火力を生み出せることができます。
二重構造となっているため空気の流れが2層にわかれ、一方が1次燃焼に必要な空気として、もう一方が1次燃焼で温められて容器側面を通り上の穴から熱風としてだされます。その熱風が1次燃焼で燃え切らなかった可燃性ガスを燃焼する2次燃焼を起こすことができる。
2次燃焼ストーブは、キャンプ場などに落ちている木の枝・枯葉など自然の燃料を使用することができ、とてもエコなストーブです。
材質がステンレス製のものは、耐腐食性・耐久性に優れていて、厚さによっては長時間の高温でも変形せず使えます。
組み立てた時の2段目のコンロ部分を下から撮ったものです。
2重になっているのわかりますでしょうか!?
隙間に空気が流れ、コンロ上部の四角い穴から吹き出します。
家で焚火はOKなの!?
ここで、家で焚火ってして大丈夫なのか!?
法律に違反はしないのか!?
気になるので調べてみました。
野焼きは、法律で禁止されています。
富山県のHPに、野焼きについて記載されていました。
【禁止の対象とならないものの例示】
以下の焼却を行う場合は、周囲の環境に配慮するとともに、必要に応じて消防署への届
出をしてください。
1 左義長等の風俗習慣上又は宗教上の行事を行うために必要な焼却
2 焼畑や畦草、魚網に付着した海産物など農業、林業又は漁業を営むためにやむを得な
い焼却
3 落ち葉等のたき火、キャンプファイヤー等その他日常生活を営む上で通常行われるも
ので、軽微な焼却
※ ただし、プラスチックやビニール、発泡スチロールなどを混ぜて燃やさないでくださ
い。
引用元:富山県のホームページ 野焼きは法律で禁止されています! http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1705/kj00017914.htmlより抜粋
焼却炉においても基準があったり、違反した場合の罰則なども記載されています。
相談は、住んでいる市町村に確認をしてくださいとなっていたので、住んでいる市町村の確認もしておいたほうがいいですね。
農業の野焼きは認められている部分もありますが、火事なんじゃないかと通報されることもあるようです。大きく火が上がりそうなときなどは、消防署の届け出が必要だったりするので確認必須です。
- 煙等、近隣住民に迷惑をかけない
- 風の強い日にしない
- 水などを用意して火事にならない防火対策をする
などに注意して行うことにします。
極力快適に楽しむために、焚火が認められた場所で安心・安全にしたいですね。
購入したウッドストーブは
キャンプ道具に詳しくないので、キャンプ用品を販売しているメーカーなども色々あるんですね。
調理道具を揃えるようなワクワク感。
今回は、楽天市場で購入しました。久しぶりにプレゼントをもらったような感じで(自分で購入したんですけど)嬉しかった商品です。
収納時はわずか7×13.5cm。コンパクトに収納でき専用収納袋も付いているので、携帯・持ち運びが楽で、取り出すにも便利です。
登山の休憩時にお湯を沸かして飲むコーヒーは最高ですね!
また、夜釣りや冬の釣りでカップラーメンや温かいコーヒーを飲むのも格別!
是非その至福アイテムとしてご活用下さい!
購入したときに、商品レビューで確認しましたが、良い評価が多かったのでこちらにしましたが、購入者さんのレビューを良ければ参考にしてください。
評価: 5大きさも程よく、少し調理するのに最適でした!壊れる事はあまり無さそうですがまた欲しいですw
評価: 5防災グッズとはこれのこと。
公園で拾った、本当に小さな枝ですごく火力がある。
炭いらずでお湯がわせます!
2つ買いました。
ガスコンロより、炭より防災時役に立つはず。もちろんキャンプ愛用品です。
評価: 4思ったよりコンパクト!!
夜釣り用の照明を兼ねてと購入しました。コロナ外出自粛が解除されたら携行して釣行したいと思っています。
2次燃焼ストーブの炎は凄かった
小さい薪を4本「井」の形に組んで、その間に麻紐をほぐしたものを入れ、火がついてからさらに小さい薪1本追加して燃焼の様子を観察しました。9分程で燃え尽きましたが、炎が大きく近くにいても熱さが伝わってきました。
炎がきれいで、火を楽しむことができました。
製品の説明欄には、
「このウッドストーブは、薪とガスとを分離し、ガスを炉口に集中させ燃やしますので、炎が集中し、熱効率が高くなります。使用後は、粉末状の灰がわずかに残る程度。」
「普通のウッドストーブと比べて、同じ体積の薪でも、長い燃焼時間と高い熱エネルギーが得られます。
強火力で、950mlの水を沸かすのに8-10分程度です。」
と記載されてました。燃えた最初の方に煙がでて、しばらくして大きな炎が上がってきて、煙も少なく最後には灰が少し残っただけでした。
今回は、9分程で消えたので、もう少し薪を投入するとお湯が沸かせそうです。
煙が少なく、高火力を期待でき、無駄(!?)がないとは。感動です!!
焚火をするたびに、疑問が湧いて【火起こし】の奥深かさをしみじみ感じます。
まだまだ、焚火から目がはなせないです!!